定規・ものさしの目盛りの読み方:センチ、ミリ、インチを1目盛りずつ

ものさし(定規)の目盛りはどうやって読みますか?
測るものの端を0の目盛りに合わせ、最後に通りすぎた数字で何cmかを読み、その先の小さな目盛りを数えてmmを読みます。小さな1目盛りは1mmなので、3cmと7目盛りなら3.7cm、つまり37mmです。インチのものさしでは、長い目盛りから順に1/2、1/4、1/8、1/16インチを表します。
この記事の要点
- ものさしは0の目盛りから読みます。多くのものさしでは、0の目盛りはものさしの端から少し内側にあります。
- cmの目盛りは1cmを10等分しているので、小さな1目盛りが1mmです。3cmと7目盛りは3.7cm、つまり37mmです。
- インチの目盛りは半分、また半分と分けてあり、2つの整数の間には1/2、1/4、1/8、1/16の目盛りがあります。長い目盛りほど大きな分数です。
- 1インチはちょうど2.54cmなので、12インチ(1フィート)のものさしはおよそ30cmです。
- 日本の学習指導要領では、小2でmm、cm、mの単位を知って測り、小3でkmを学んで、計器を選んで測ります。アメリカのCommon Coreでは小2でものさしを使い、小4までに1/8インチまで測ります。
小2のお子さんが「えんぴつの長さを何cm何mmで書きましょう」という宿題を持ち帰り、ふでばこのものさしには長さのちがう線がたくさん並んでいる。ものさしの読み方は、cmの側なら「10ずつ数える」というひとつの考え方で分かります。英語圏のインチのものさしは「半分、また半分」と分ける別の決まりです。同じ習慣が、宿題でも工作でも役に立ちます。
ものさしの目盛りがややこしく見える理由
ものさしの目盛りがややこしく見えるのは、長さのちがう線が1本の板に何種類も並んでいるからです。日本のものさしはcmとmmだけのものがほとんどですが、輸入品や英語圏のものさしには、片側にcm、もう片側にインチの目盛りがついています。2つの単位はそれぞれ別の決まりで分けられています。
アメリカのCommon Coreの2.MD.A.1は、小2で「ものさし、ヤード尺、メートル尺、巻尺などの道具を選んで使い、ものの長さを測る」ことを求めています。日本の小学校学習指導要領も第2学年で「長さの単位(ミリメートル(mm),センチメートル(cm),メートル(m))」について知り、「単位を適切に選択して測定すること」を求めています。
2つの決まり:インチは半分ずつ、cmは10ずつ
インチの目盛りは、半分、また半分と分けてあります。1インチを2つに分けると1/2、それをまた2つに分けると1/4、さらに1/8、1/16になるので、ふつうのインチのものさしには1インチに16の間かくがあります。目盛りが長いほど、大きな分数を表します。
cmの目盛りは10ずつ数えます。NISTの長さの単位表には、1cmは10mm、1mは1,000mmとあり、短い線はどれも1mm、数字のついた線は1cmです。小数と位取りが分かっているお子さんは、もうこの決まりを知っています。

ものさしの読み方:cmとmmを順番に
cmとmmの読み方は、2回読むだけです。まず何cmか、次にその先が何mmか。0から始まり、3を通りすぎて小さな目盛り7つ先で終わるえんぴつで考えます。
- 0の目盛りに合わせる。 えんぴつの端を、ものさしの0の線にぴったり合わせ、ものさしをえんぴつに沿ってまっすぐ置きます。
- 何cmかを読む。 えんぴつが最後に通りすぎた数字を読みます。ここでは3なので、3cmと少しです。
- 5mmの目盛りを見る。 3と4のまん中にある少し長い線が3cm5mmです。えんぴつがそれより先で終わっていれば、5mm以上あります。
- 小さな目盛りを数える。 3から短い線をいくつ過ぎたかを数えます。7つなら3cm7mmです。5mmの線から2つ先と数えると速く読めます。
- 小数でも書く。 1mmは0.1cmなので、3cm7mmは3.7cmです。
- mmだけでも書く。 1cmは10mmなので、3 × 10 + 7 = 37mmです。

まちがえやすいところ:ものさしの端と0の目盛り
ものさしでいちばん多いまちがいは、ものさしの端から測りはじめることです。多くのものさしは、端と0の線の間に少しすき間があるので、端に合わせると長く読んでしまいます。いつも0の目盛りに合わせましょう。
2つ目のまちがいは、1から測りはじめることです。えんぴつを1に合わせて4と読んだら、長さは3cmです。1から4までの間かくは3つだからです。「はじめから何cm分あるかな?」と聞くと、まちがいにすぐ気づけます。
インチの目盛りの読み方(アメリカ・イギリスのものさし)
インチの目盛りも、まず何インチか、次にその先の分数を読む、の2回です。3と4の間で終わるクレヨンで考えます。
- 0に合わせて整数を読む。 クレヨンが3を通りすぎていれば、3インチと少しです。
- いちばん長い目盛りを見る。 3と4の間でいちばん長い線が3と1/2インチです。
- 1/4、1/8にしぼる。 次に長い線が1/4の目盛り(3と1/4、3と3/4)、その次が1/8の目盛りです。3と1/4のすぐ後の中くらいの線なら3と3/8インチです。
- 1/16を数えて約分する。 いちばん短い線で終わるときは、3から短い間かくを数えます。6つなら6/16 = 3/8です。約分のしかたは分数の約分で説明しています。
3と3/8のように、整数と分数を合わせた数を帯分数といいます。仮分数と帯分数の解説を読むと、3と3/8インチが27/8インチでもある理由が分かります。
cm・mm・インチの換算
cmとmmの換算は、小数点を動かすだけです。cm × 10でmm、mm ÷ 10でcmになります。12.5cmの封筒のふたは125mm、48mmのねじは4.8cmです。
インチとcmの換算には、ひとつの決まった数を使います。NISTは1インチを「ちょうど25.4mm」と定めているので、1インチ = 2.54cmです。4インチの写真は4 × 2.54 = 10.16cmで、OpenStaxの初等代数の換算表にも同じ1インチ = 2.54cmがのっています。
ブラウザで無料で遊ぶ位取り小1〜小2インチの目盛り:すべての分数を1つの表に
インチの目盛りには5種類の長さがあり、長さごとに分数のなかまが決まっています。目盛りが短くなるたびに本数が2倍になり、合わせると16本、1/16インチ1つにつき1本です。
| 目盛り(長い順) | インチの分数 | 16分の何か | 小数(インチ) | 1インチ中の本数 |
|---|---|---|---|---|
| 1インチ(数字つき) | 1 | 16/16 | 1.0 | 1 |
| 1/2インチ | 1/2 | 8/16 | 0.5 | 1 |
| 1/4インチ | 1/4、3/4 | 4/16、12/16 | 0.25、0.75 | 2 |
| 1/8インチ | 1/8、3/8、5/8、7/8 | 2/16、6/16、10/16、14/16 | 0.125、0.375、0.625、0.875 | 4 |
| 1/16インチ | 1/16、3/16 … 15/16 | 奇数の16分の何か | 0.0625、0.1875 … 0.9375 | 8 |
小数の列は、英語圏の図面を読む大人に役立ちます。0.375インチは3/8の目盛りです。分数の解説では、同じ「半分ずつ」を数直線で見せています。ものさしは数直線そのものです。
学年ごとに必要な目盛り
日本の学校では、ものさしの目盛りを学年ごとに次のように使います。小2でmm、cm、mの単位を知り、ものさしで「何cm何mm」と測ります。小3では学習指導要領が長さの単位キロメートル(km)を加え、長さを「計器を適切に選んで測定」することを求めるので、巻尺も使います。小3で小数を学ぶと、3cm7mmを3.7cmと書けるようになります。
インチは日本の小学校では学びません。アメリカのCommon Coreでは3.MD.B.4で小3が「1/2インチと1/4インチの目盛りのついたものさし」で測り、4.MD.B.4で1/8インチまで進みます。1/16インチは、大人が巻尺や工作の図面で出会う目盛りです。
家でできるものさしの練習
ものさしの練習は、本物のものを測って記録するのがいちばんです。どれも10分ほどでできます。
- 5つのものを測る: クレヨン、スプーン、ミニカー、本、くつしたを選びます。まず何cmかを読み、次に何cm何mmまで測って、両方を書きます。
- 長ささがしゲーム: 「6cm」「12cm5mm」のように長さを言い、それに近いものを家の中からさがしてもらいます。
- 長さのドットプロット: 葉っぱやえんぴつを8本、mmまで測り、数直線の上の長さのところに×をつけます。いちばん多い長さやちらばりが目で見えます。
- 2つの単位で確かめる: インチの目盛りがあるものさしなら、同じ本をインチとcmで測り、インチに2.54をかけて比べます。
正しく読むには、目をものの端の真上に置きます。横から見ると、1〜2目盛りずれて読んでしまいます。
小2・小3のお子さんには、測る力のもとになる数の練習を毎日少しずつするのも効果的です。小学2年生向けの算数ゲームと小学3年生向けの算数ゲームで、ものさしに必要な数え方、2倍、分数をくり返せます。
ものさしで成長を確かめる方法
5つの短い質問で、お子さんがものさしを読めているのか、数字から当てずっぽうに答えているのかが分かります。
- 0の質問: ものの端をどこに合わせるか聞きます。ものさしの端ではなく0の線を指せれば、いちばん大事な習慣が身についています。
- 5mmの質問: 2と3の間の少し長い線を指します。答えは2cm5mm(2.5cm)です。
- 1mmの質問: 2cm5mmの線から3つ先の短い線を指します。答えは2cm8mmです。
- mmの質問: 6cmと小さな目盛り4つ分の線を見せます。答えは6.4cm、つまり64mmです。
- こわれたものさしの質問: えんぴつを2から7までに置きます。答えは5cmです。
週に1回、cmで測るもの3つとmmまで測るもの2つで5分のテストをすると、成長が分かります。小2の終わりには「何cm何mm」を、小3では小数で「3.7cm」と書けるのが目安です。毎回すべての目盛りを1から数えているなら、5mmの線を目じるしにする練習をしましょう。
ものさしのよくあるまちがいと特別な場合
ものさしの読みまちがいの多くは4つのまちがいから起こり、どれも短い直し方があります。
- 1から測る: ものを1に合わせると、1cm長く読んでしまいます。0の目盛りから測るか、はじめの数をひきます。
- 5mmと1cmを取りちがえる: 5mmの線と1cmの線は長さが少ししかちがいません。数字がついているかどうかを確かめます。
- mmを数え忘れる: 「3cm」だけで止めると、答えはまだ終わっていません。最後の数字の先の小さな目盛りまで数えます。
- 単位を書きまちがえる: 37mmを「37cm」と書くと、10倍の長さになります。答えを書く前に、cmかmmかを確かめます。
特別な場合:ものさしより長いもの、こわれたものさし
ものさしより長いものは、分けて測ります。30の目盛りのところにえんぴつで印をつけ、ものさしの0をその印に合わせて残りを測ります。30cm + 12cm5mm = 42cm5mmです。
1から始まるこわれたものさしでも測れます。ものを1に合わせ、終わりの目盛りを読んで1をひきます。5.7で終わるものは4.7cmです。面積と周りの長さの解説では、こうして測った長さで部屋やテーブルのまわりの長さを求めます。
ものさしのチェックリストと次のステップ
- 0の目盛り: ものさしの端ではなく、0の線にものを合わせる。
- まず整数: 最後に通りすぎた数字を読む。
- 次に目じるしの線: cmなら5mmの線、インチなら1/2、1/4、1/8、1/16の順に見る。
- 約分: インチでは2/16、4/16、8/16を1/8、1/4、1/2になおす。
- ミリ: 最後のcmの先の短い線を数え、3.7cmまたは37mmと書く。
- 正しい単位: cmの目盛りならcmかmm、インチの目盛りならインチと書く。
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よくある質問
1インチは何センチですか?
1インチはちょうど2.54cmで、25.4mmです。アメリカの国立標準技術研究所(NIST)は、1インチをちょうど25.4mmと定めています。インチをcmにするには2.54をかけます。12インチのものさしは12 × 2.54 = 30.48cmです。
ものさしの細かい線は何と呼びますか?それぞれの線の意味は?
ものさしの細かい線は「目盛り」といいます。cmの側では、短い線が1mm、数字と数字のまん中の少し長い線が5mm、数字のついた長い線が1cmです。インチの側では、2つの数字の間でいちばん長い線が1/2インチ、次が1/4、その次が1/8で、いちばん短い線が1/16インチです。
1cmは何mmですか?
1cmは10mmなので、ものさしのcmの側では、2つの数字の間に小さな目盛りが10こあります。cmをmmにするには10をかけます。3.7cmは37mm、12cmは120mmです。反対に、mmをcmにするには10でわります。
1/16インチの目盛りはどう読みますか?
1/16インチの目盛りはインチの側でいちばん短い線で、16こで1インチになります。最後の数字からいちばん短い間かくを数えます。3から5つ先で終わるものは3と5/16インチです。数が偶数なら約分します。4/16は1/4です。
ふつうのものさしの長さはどれくらいですか?
日本の学校でよく使うものさしは30cmで、筆箱に入る15cmのものもあります。英語圏の標準的なものさしは12インチ(1フィート)で、12 × 2.54 = 30.48cmなので、30cmの目盛りがちょうど収まります。長いものには1mのものさしや巻尺があります。
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